現在の仕事内容はどのようなことですか。

　その日によって違うのですが、パンの製造工程の中で仕込みや成形、焼きなど担当の作業を行っています。これは、かなりの数のパンを作っているので、役割分担して作った方が効率がいいからですね。こうやって作ったパンを、病院や催事、あるいは外商などで提供しています。

この仕事のどんなところに面白さを感じてますか。

　パンを作るのって楽しそうで、最近では誰でもできるというイメージがあると思うんですけど、実際は想像以上に難しいし、結構しんどいんですよね。例えば、見た目をおいしそうに作るのってすごく難しいんです。食べておいしいものっていうのは、簡単なんですけど。あと、自分の考えたパン、オリジナルのパンを作るのも難しいです。どっかのパン屋さんの真似なら簡単なんですけど。そういった難しいところに面白さを感じてます。

この先、どんなお仕事をしていきたいと考えてますか。

　今、メインは工場でのパン作りですけど、週末だけ西野にある店舗に行かせてもらってます。そこで、お客様が自分の作ったパンにどんな反応をしているかとか、日によって出来が良いと、午前中に全部なくなっちゃうなんてことがあり、すごいやりがいを感じるので、将来的には、店舗の店長としてお店を回していけるようになりたいなと考えています。

それでは最後に、働く上で大切にしているものがあれば教えてください。

　毎日、ある程度同じものを同じ流れで作っていると、だんだんなぁなぁになっていくことってよくあると思うんです。でもそれじゃダメで、一つ一つちゃんと取り組んでいかないといけないと思います。そのためにも、お客様目線で考えて、見た目も味も良いものを作ることを心がけてます。