社員インタビュー

でんぽう けいたろう

傳法 圭太郎 31

株式会社マルデン
勤続年数 5年

今回は、株式会社マルデンで働く傳法圭太郎さんにお話を伺いました。傳法さんは、実家の水産業を継ぐ思いで帰ってこられ、大変な思いをしながらもこの5年間でだいぶ自信が持てるようになったと言います。そんな傳法さんに、この5年間を振り返ってもらいながら、仕事の面白さについて聞きました。

現在の仕事内容はどのようなことですか。

 水産会社として、自社の船で沖に出て定置網漁を行うところから、各地で水揚げされた魚も仕入れてきて、工場でその処理をして、製品にするまでを行っています。弊社では、製品にするまでは、ほとんど機械化をしているので、その日その時期によって機械の調整をして、均一で良いものに仕上がるように機械操作をしているというのが具体的な作業になります。

この仕事のどんなところに面白さややりがいを感じてますか。

 やはり漁が面白いですね。目の前の自然から、こんなすばらしい素材が自分の手で獲れるというのはやっていてとても楽しいです。そして、それを一番最初の消費者として味わって、新鮮で美味しいというのを実感できるのが良いです。また、それを安全に消費者に提供することにやりがいを感じます。

今のお仕事に就くきっかけは何だったんですか。

 東京のアパレル業界で働いていたんですが、そのうち実家の水産業を継ごうと漠然と考えていて、30歳が見えてきたころ、やるなら早い方がいいだろうということで仕事の区切りがいいタイミングで戻ってきたというのが経緯です。

今年でこのお仕事も5年目ということですが、この5年間振り返っていかがですか。

 正直に言うと、1年目は、最悪でした。体力的にも精神的にも、とにかくきつかったですね。でも、2年目になると、「こうしてやろう」「あぁしてやろう」という意欲が出てくるようになりました。3年目になると会社のため、社会のためという意識がでてきました。社会貢献っていうんでしょうか。今、4年目5年目になって仕事にも自分にも少し自信が持てるようになって、楽しくなってきたところです。

それでは最後に、働く上で大切にしているものがあれば教えてください。

 作業で一番大変なところは、自分でやるということです。それは、そうすることで周りを助けることになると思うし、そういう大変なところをがんばってる姿って周りを励ますことができると思うからです。また、そうすることでいざという時にみんなが自分を助けてくれることにもつながると思うからです。

株式会社マルデン

北海道幌泉郡えりも町字笛舞14番地

TEL:01466-2-2276

URL:http://www.marude-n.co.jp/

会社概要:
株式会社マルデン
株式会社マルデンは、えりも沖で獲れる新鮮な海の幸を生鮮、および加工品にて提供している。特に、日高のブランド鮭「銀聖」の山漬や新鮮な鮭を原料にじっくりと熟成させて造る天然本醸造の鮭醤油「魚々紫(ととむらさき)」は多くの人に好評を得ている。

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