なりた なおと
成田 直人 33歳
株式会社菊田食品
製造2課 勤続年数 7年
今回は、株式会社菊田食品で働く成田直人さんにお話を伺いました。成田さんは、豆腐作りを手がけ、多い時で一日に5000丁近くを製造すると言います。そんな成田さんに、その面白さやこだわりについて聞きました。
現在の仕事内容はどのようなことですか。
弊社で販売している絹豆腐の製造をしています。具体的には、豆をすって豆乳にし、そこから豆腐にするまでの一連の流れすべてを行っています。一日7000丁ほど製造するのですが、6〜7割は私が製造していると思います。
この仕事のどんなところにやりがいや面白みを感じてますか。
実は毎日同じ商品を作ることって難しいことで、気温が違うと同じにがりの量でも効きが違ってくるので違う味の商品になってしまうんですよね。これを同じ味になるように調整するのが面白いですね。また、豆を石臼ですって豆乳にするんですけど、その荒さや豆乳の濃さなども毎日違って、そういうのを見ながら同じ味にしていくのにやりがいを感じますね。そして、それらが店頭に並んでお客様が手に取ってくれる様子を見ると嬉しくなります。
今のお仕事に就くきっかけは何だったんですか。
もともとこの会社で父親が働いていて、死に際に、「もっと働きたいな」という言葉を聞いて、そんなことを言わせる会社ってどんな会社だろうと興味がわいて、志望したのがきっかけで今の仕事をすることになりました。それまでは全く別の業界で働いていたのですが、この食品製造業に就いて、もの作りの楽しさを実感しています。
それでは最後に、働く上で大切にしているものがあれば教えてください。
一つ一つをきれいに、丁寧に仕事をするということを心がけています。これは、そうやって仕事して仕上がりもきれいにできると気持ちいいんですよね。良い仕事したなって気になれて、次もがんばろうと思えるので、一つ一つの作業をきれいに、丁寧にするよう心がけてます。
株式会社菊田食品
〒069-0811 北海道江別市錦町13番地5
TEL:011-382-3247
URL:http://www.kikuta-food.co.jp/
会社概要:
株式会社菊田食品
株式会社菊田食品は、道産大豆を使用した職人による手造り豆腐を中心に、揚げやこんにゃくの販売を行っている。商品は、道内各量販店で購入できる他、札幌近郊に4店舗ある直営店でも購入できる。